投資信託の運用(アクティブ運用の例)

私のiDeCoの運用は、外国株式のアクティブ運用であるとお話ししました。ベンチマークは、「MSCIコクサイインデックス」です。では、どうしてインデックスを上回ったり下回ったりするのでしょう?ご想像の通り、それは「構成銘柄」に寄るものです。

一般社団法人確定拠出年金推進協会の藤田です。
まず、アメリカの株式が約三分の一を占めるMSCIコクサイインデックスの構成銘柄を見てみましょう。日本を除く先進国の株式で構成されています。上位10銘柄は、アップル(米)、マイクロソフト(米)、アマゾン(米)、フェイスブック(米)、JPモルガン・チェース(米)、ジョンソン&ジョンソン(米)、エクソンモービル(米)、アルファベット・クラスC、アルファベット・クラスA、バンク・オブ・アメリカ(米)、(2017年12月末現在、ニッセイアセットマネジメント株式会社)
一方、東京海上セレクション・外国株式の上位10銘柄は、アマゾン(米)、マスターカード(米)、ユナイテッドヘルス(米)MSCI(米)フェイスブック(米)アドビ(米)セールスフォース(米)エステーローダー(米)、ロッキード・マーチン(米)、ヴェリスク・アナリティクス(米)(2019年3月21日付けの「交付目論見書」)
如何でしょうか?同じ銘柄もありますが、違うものも多いですよね。これらの構成銘柄の違いが、アクティブとインデックスのパフォーマンスの違いを生むのです。
では、アクティブ運用では、どのようなプロセスで銘柄を選定するのかを次回見てみましょう。


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