運用のリスクと金融資産の増加(日米比較)

最近、衝撃を受けたデータがありました。日本とアメリカの家計の金融資産の伸び方の違いです。日本の家計が保有する金融資産の額は、1,800兆円だそうです。1995年は、1,200兆円だったということなので、1.5倍に増えています。良いことですね。ところが、アメリカは、同じ期間にどれだけ増えたのでしょう?

一般社団法人確定拠出年金推進協会の藤田です。
なんと、2,300兆円から9,000兆円と4倍近くに増加していたのです。これは、ビックリは数字でした。
原因は、リスクを取ったアメリカ人とリスクを回避し続けている日本人の違いなのです。
日本の金融資産の内、現預金の比率は53%、一方、アメリカは13%
株式・投資信託の比率は、日本が15%、アメリカが48%です。
株式市場は、経済の成長と共に拡大していきます。
リスクは、変動幅のことだと話しました。必ず、損をするということではないのです。
ここで、考え込んでしまいます。もし、バブルの時に、日本の株を売って、アメリカの株を買っていたらと。これからでも、遅くないと思います。将来成長する市場に資産を置いておきましょう。


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