運用商品を選ぶ為の基礎知識その③

インフレに強い金融商品は?


まずは、良いインフレのメカニズムをご説明します。
景気が良い時に起きるモノやサービス価格の上昇です。前回の続きで、景気が悪化するからスタートです。
1,景気が悪化する
2,日銀は、金利を引き下げて、企業や個人が借り入れをし易くします。
3,企業は設備投資や人員を増やそうとします。
4,商品やサービスが次第に売れるようになります。
5,企業の業績が良くなり、給料やボーナスも上昇します。
6,少し値段を上げても、企業や個人は消費を増やします。
7,景気が良くなります。

では、インフレになると私たちの生活はどのように変わるのでしょうか?
インフレとは、ものやサービスの価格が上昇することです。
例えば、車が200万円で買えたものが、1年後2%上昇すると204万円となります。給料やボーナスがそれ以上に増えると、購入できますね。そうでないと、車のグレードを下げたりしないと購入できなくなります。

では、インフレに強い金融商品はというと、モノの代表格である不動産(実物又は不動産投資信託)と株式(個別株、株式型投資信託)が挙げられます。

先ほどの説明で、良いインフレの時(好景気)は企業業績が良くなると言いましたが、企業業績は株価に反映されるので、株式がお勧めです。

前回、ご説明しましたが、銀行預金や郵便貯金は金利が低いので、インフレになるとモノやサービスの値段が上がるので「購買力」が落ちてしまいます。上手に、お金の預け先を考えていきましょう。

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