iDeCoをもっと知ろうその②:iDeCoを比較検討するためのサイトのご紹介

確定拠出年金推進協会の藤田雅彦です。

「iDeCoをもっと知ろう」シリーズの2回目として、どのiDeCoにしたらよいかを比較検討するためのサイトのご紹介と比較検討のポイントをご案内します。

 

皆さんは、「特定非営利活動法人 確定拠出年金教育協会」が運営する「iDeCoナビ」というサイトをご存じでしょうか?

個人型確定拠出年金ナビ(iDeCoナビ)~イデコ加入ガイド~
ここではイデコを始める上で必要な知識と情報を全て解説しています。(1)イデコのメリット (2)税控除のこと (3)金融機関の選び方 (4)商品の選び方 いずれもこれから始める方に、最初に知っておいてほしいことばかりです。

 

iDeCoナビには、「取扱金融機関比較」のコーナーがあります。

その中で、「個人型確定拠出年金「iDeCo(イデコ)」を取り扱っている金融機関を、様々な切り口で比較いただけます。」とありまして、以下の3つの比較が可能となっています

 

iDeCoナビの取扱金融機関の比較のポイントは、以下の通りです。

1,商品について

自分のタイプにあったカテゴリーや商品数があるか、確認しよう。

 

2,サポートサービスについて

WEBの画面が見やすく操作しやすいか確認しよう。

コールセンターの営業時間を確認しよう。

 

3,費用について

加入時、受取時、他社へ残高を移す際のコストも確認しておこう。

 

iDeCoナビでは、約80もの金融機関を比較しています。特定非営利活動法人ということで、なかなか踏み込んだ比較はできないようです。

 

そこで、私なりの選択するポイントを説明します。

  • 加入時と運用指図時の手数料の低いプランを取り扱う金融機関を選ぶ

最安値は、加入時(初回のみ)2,829円、加入時(拠出時)171円、運用指図時66円

この金額は、国民年金基金連合会に係る手数料で、取扱金融機関が受け取っている手数料ではないのです。各金融機関のサイトを見ると「取扱手数料無料」となっているものがありますが、最低でも、国民年金基金連合会に係るコストは、負担しなくてはなりません。

さて、iDeCoナビの手数料による比較表を見ると、最安値は15社に絞り込まれました。

 

  • 運用商品の選択肢の多さ

次のポイントは、商品の多さです。実は、金融機関によっては、10本ほどしか選択肢を用意していなかったり、元本確保型商品以外の投資信託は、すべてアクティブ・ファンドだったりする場合があります。少なくとも運用商品が20本以上あれば、自らにあった選択が可能となります。さて、iDeCoナビで、手数料が最安の15社の中で3社は商品の本数が20未満でした。

 

  • サポートサービスについて

土日祝日に対応してもらえるか?平日は、夜遅くまで対応してくれるか?がチェックポイントになります。電話がつながりやすいのか?は、チェックしたいところですが、これは、何とも言えませんね。

 

ここまで、絞ってから運用商品のラインナップを眺めてみると良いかもしれません。これでも、選択肢が多すぎですが。

 

ポイントがたまるので、○○証券のiDeCoといった選択は、当然にありです。本音で言えば、金融機関はどこでもよくて、iDeCoの税制メリットは、ちょっとした手数料の違いを

吹き飛ばしてしまうほどのメリットがあります。まず、始めましょう!!

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