iDeCoの手数料の構成その①

個人型確定拠出年金には、各種手数料がかかります。金融機関(運営管理機関)に支払う手数料と国民年金基金連合会に払う手数料があります。加入を申し込むときと、掛け金を拠出しているとき又は運用を指図しているとき、さらに、給付を受けるときに分かれます。

加入するときの手数料ですが、運営管理機関に支払う手数料は、一般的には無料となっています。一方、国民年金基金連合会には、2,777円が徴収されます。初回の掛金が引き落とされるときに一緒に引き落とされます。始めるときは、最低でも2,777円かかるのです。
掛金を拠出しているとき(加入者であるとき)の手数料は、掛金から差し引かれて支払うことになります。私の場合、23,000円積み立てています。でも、月額の手数料は、現在、523円なので、23,000円から523円差し引かれて、22,477円が運用に回っているのです。私の銀行口座からは、23,000円引かれています。別途、手数料を支払っていないので、あまり、手数料を支払っている感じがありません。523円の内、167円は国民年金基金連合会と事務委託先金融機関の分です。167円は、iDeCoを運営するうえで、最低限必要な手数料と思っていただいてもよいと思います。なので、523円から167円を差し引いた356円が、個人型を受け付けた運営管理機関への手数料となるわけです。この、356円ですが、金融機関の中には無料としているところもあります。運用の効率を上げるためには、その部分の手数料が安い方がよいですよね。インターネットなどで、iDeCo手数料比較を行ってみて下さい。次は、運用指図のときの手数料と受け取りのときの手数料をお話しします。


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