iDeCoの手数料の構成その②

60歳時点での通算加入者等期間が10年以上あれば、60歳から受給ができるのですが、50歳代で加入した私のような人は、60歳から受け取れずに、数年の後ずれがあります。また、受給するときも手数料が発生しますので注意が必要です。


加入者とは、掛金を拠出する人のことを言います。加入者としての資格がなくなる年齢のことを「資格喪失年齢」と言います。iDeCoの資格喪失年齢は、現在、60歳です。
私の場合、52歳の時点で加入者となりましたので、(59歳11か月まで加入します)60歳時点の通算加入者等期間が、6年以上8年未満に該当して、62歳になった時から受給する権利が発生します。(加入期間によって受給開始の年齢が異なりますが、次回にお話しします)なので、60歳になってから受給するまでの期間は、「運用指図者」として、運用を継続することになります。その運用指図者の期間も手数料が発生し、最低、64円なのですが、これも、金融機関によって異なります。私の場合は、366円です。運用指図者の手数料は、運用資産から差し引かれることによって支払うこととなっています。(別途に、支払う必要はありません)
さて、確定拠出年金の受取りは、一時金で受け取るか年金で受け取るかを選択できます。いずれにしても、一回当たり、432円かかります。年金での受取りを選択した場合は、回数が多くなると手数料も大きくなることに注意してください。手数料は、給付金から差し引かれます。
ところで、消費税の増税が話題になっていますが、手数料には消費税がかかります。現在の数字は、8%での金額なので、10%に上がると手数料も値上がりします。


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