iDeCoを始める前に検討すること

確定拠出年金の個人型をやってみようと思ったとして、次のステップはどうしたら良いのでしょう?まずは、資料の取り寄せです。iDeCoは、銀行、証券、生命保険、損害保険といった金融機関が取り扱いをしています。金融機関を選ぶポイントをお話します。

確定拠出年金を取り扱う金融機関を「運営管理機関」と呼びます。「運営管理機関」は、よく出てくる言葉なので、覚えておきましょう。
選ぶポイントは、大きく3つです。
1、運営管理にかかる手数料
2、運用商品のラインアップ
3、iDeCoをお勧めする人との人間関係
まず、運営管理にかかる手数料について見ていきましょう。運営管理機関は、自由に手数料を設定できます。0円(無料)から500円程度の範囲内で設定しているのが、一般的です。さらに、キャンペーンを行っている場合、一定期間は、手数料が安くなる場合もあります。
実は、その他に、運営管理機関の手数料以外に差し引かれる手数料があります。それは、iDeCoの大元の運営管理を手掛ける「国民年金基金連合会」に支払う手数料です。この手数料に裁量の余地はなく、どの金融機関で申し込んでも、同額の手数料が差し引かれます。
国民年金基金連合会にかかる手数料は、以下の通りです。
1、口座開設時:2,777円
2、加入者の時(掛金を拠出するとき):167円/月
3、運用指図者の時(掛金を払わず、運用だけ行うとき):64円
それなりに、いろいろと手数料がかかりますね。
次回のブログでは、もっと手数料のことを掘り下げていきます。

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