
加入者が毎月一定額の掛金を拠出して、自ら運用します。
イメージとしては、支払われた掛金が自分の口座に積み立てられ、運用して得られた給付金が将来の自分に戻ってくるというものです。
個人型DCの拠出金額

個人型DCは、拠出限度額が上の表のように決められています。
自分がどこに当てはまるか確認してみましょう。
第1号 被保険者 自営業 |
第2号 被保険者 サラリーマン |
第3号 被保険者 専業主婦 |
DC加入 企業年金無 |
DC加入 企業年金有 |
公務員 | |
年額 | 816,000 | 276,000 | 276,000 | 240,000 | 144,000 | 144,000 |
月額 | 68,000 | 23,000 | 23,000 | 20,000 | 12,000 | 12,000 |
個人型の掛金の上限は上の表のようになります。
税制面でのメリット
掛金は全額所得控除

掛金は全額所得控除のため、所得税・住民税が軽減されます。例えば、毎月2万円ずつ掛金を拠出した場合、税率20%とすると、年間4万8千円(仮に35歳から60歳までの25年間掛け続けると総額120万円)の節税効果となります。
運用益は非課税

受取時も税制優遇措置

DCの老齢給付金を一時金として受け取る場合は「退職所得控除」、年金として受け取る場合は「公的年金等控除」という大きな控除が受けられます。
iDeCoの留意点
預金の代わりにはなりません
原則60歳まで年金資産を引き出すことはできません。
加入対象者は60歳未満です
通算加入期間が10年に満たない場合は、
受給開始年齢が最大65歳まで引き上げられます。
受給開始年齢が最大65歳まで引き上げられます。
運用は自己の責任で行います
運用成果は必ずしも掛金を上回るというものではありません。
定期的に見直しましょう。
定期的に見直しましょう。
毎月の手数料が掛かります
手数料は加入者が負担しなければなりません。
金融機関によって手数料が異なります。
金融機関によって手数料が異なります。